総長ろぐ

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2005年 12月 22日

耐震偽装問題


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今、ちまたで問題になっている 耐震偽装問題。
国や自治体なども巻き込んで大変な事態になっています。

姉歯物件
これら一連の報道では『姉歯物件』などといわれています。
姉歯元一級建築士が さも悪いように報道されていますが  私はちょっと論点が異なっています。
これは 同じ設計をする人間として 受け止めていただいてもかまいませんが 
今回のようなビル建設をするにあたっての組織形態では 設計士個人が鉄筋を減らしてもメリットが無いのです!
はっきり言えば 設計屋が鉄筋量を減らしても報酬は変わらないのです。
 これは私の考えですが 多くの経験を積みかさせてきた設計士が 計算プログラムで”ok”を
出すように設計するのは あたりまえの事です。 これは人名がどうとか震度5強が同とかではありません
もの作りにかかわる人なら 目の前にある物がコンピューターで”NG”の判定だったら 再計算するのは当然です。
ましてや メディアで報道されているような方法で 構造計算書が作られたとしたら これは大変な労力を要します
だって 同じような計算書を何種類も作って 偽装書類を 差し替えて作るんですよ? 
よっぽど、山奥の無人管理事務所に使うということだったら 100歩ゆずって 可能性は無くもないです。
そういった心情を察すれば 証人喚問で姉歯氏が言っていた 『弱い自分がいた』と言うのは 腹のなかの言葉だと思いました
反面、弱い人間に追い込んだ奴らがいる!という メッセージにも聞こえたのです。

順番
そういった考え方から 報道を見ていれば 『姉歯物件』などと言ういい方は ちょっとおかしいのです。
そうです、今回の耐震偽装問題。 発端が姉歯建築士と言うだけのことなのです。
仮にヒューザーや木村建設から 事件が明らかになっていたら 『ヒューザー問題』や『木村建設問題』と
よばれていたに違いありません。 その後、設計は誰だ?と言う事になり 姉歯建築士が出てきたことでしょう。

検査
国土交通省や地方自治体が 偽装書類を何年も見過ごしてきたという事は 情けない事です。
しかし、一級建築士が間違える分けない!という先入観も 拭い去る事はできません。
1本、500万円の計算ソフトです そうそう購入してキッチリチェックしていこう!なんて
1本筋の通った公務員はいないでしょうね~

メディアの報道
松本サリン事件で農薬を納屋に保管していた方が 容疑者になりかけた話 覚えていますか?
メディアの報道に惑わされたばかりに あのお父さんは非常に迷惑な思いをしたのです。
現にお父さんの奥さんも倒れていたにもかかわらずです!
実際、私も 一連の報道を見ていて お父さんあやし~!!と思っていました。
しかし、NHKの報道だけは違っていたのです。 
最後まで名前は明かさずに あくまでも任意で事情を聞いていると報道していました。
これらから 学べる事は 『報道を見極める』と言うことです。
何が何でも情報を受け入れるのではなく 情報を利用するといった事が大事だということがわかりました。
今回の耐震偽装問題、これらに当てはめて考えていけば 黒幕が誰だか分かってくるのではないでしょうか?
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by soucyou_in_japan | 2005-12-22 18:30 | 多事争論


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