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総長ろぐ

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2005年 03月 15日

卒業式の定番曲

卒業式の定番になっている「蛍の光」。
「蛍の光」の原曲は、スコットランド民謡であることは 良く知られていますよね。
卒業式で唱う歌詞だと「別れの曲」になっていますが、
実はこの歌詞、訳詞ではなく純国産のオリジナルなんだそうです。
それで、もともとの曲はというと「旧友を偲(しの)ぶ歌」なんだそうです。
そもそも原題は "Auld Lang Syne"(スコットランド語)で
英訳すると"Old long ago"つまり 「遠い昔」という意味となります。
原曲の歌詞は18世紀後半に活躍した”ロバート・バーンズ”という
スコットランドではとても有名な詩人の作だそうです。
なんでも日本でも訳詞で唱われたこともあったそうです。
それじゃご本家”スコットランド”では、もともとどういったときに唱われたのかというと・・・
気の置けない仲間達が集まって晩餐を楽しみ、最後に別れるときに再会を誓って
唱われるのだそうです。
これはそのテレビ番組でやっていたんですが、今でもスコットランドでは、
”ロバート・バーンズ”の誕生日に親しい友達が集まり、「ハギス」というスコットランドの
郷土料理(詳しくはエジンバラ編をご覧ください。)を食べながらお祝いする習慣があり、
この日はズバリ”バーンズ・ナイト”というそうです。
番組の最後では、この日のパーティーのホストがバグパイプを持ち出し、
みんなが輪になって手をつなぎ合って、この"Auld Lang Syne"を大合唱していました。
どうも「蛍の光」のイメージが強く、訳もなく目頭が熱くなってしまうのは
日本人の悲しい性(さが)なんでしょうか?
ホームページで原詩の全文を見つけましたので、ご紹介しておきます。
スコットランドへ出かけるときは覚えておくといいかも・・・?

-Auld Lang Syne-
Should auld acquaintance be forgot,
And never brought to mind?
Should auld acquaintance be forgot,
And days of auld lang syne!

(Chorus)
For auld lang syne, my dear,
For auld lang syne,
We'll tak a cup o' kindness yet,
For auld lang syne.

And surely ye'll be your pint stowp,
And surely I'll be mine!
And we'll tak a cup o' kindness yet,
For auld lang syne.

(Chorus)

We twa hae run about the braes;
And pou'd the gowans fine;
But we've wander'd mony a weary fit
Sin' auld lang syne.

(Chorus)

We twa hae paidl'd in the burn,
Frae morning sun till dine;
But seas between us braid hae roar'd
Sin' auld lang syne.

(Chorus)

And there's a hand, my trusty fere!
And gie's a hand o' thine!
And we'll tak a right gude-willie waught,
For auld lang syne.

(Chorus)

by soucyou_in_japan | 2005-03-15 19:01 | 多事争論


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